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執筆者の写真舩生 好幸

コピーライティングとは「人々の人生に価値を与えること」

更新日:5月23日

~米国著名コピーライターの注目すべき言葉・おぼえがき


投稿:舩生好幸(ビジネスライター)2024.4.25


〇コピーライティングの理想形は「人々の人生に価値を与えること」


2021年ごろ、ダイレクト出版代表の小川忠洋氏と、米国の著名なコピーライターの一人、クレイトン・メイクピース氏による対談の音声ファイルを聴く機会がありました。


この対談の主旨は、端的に言うと

「お客様をワクワクさせる=感情を揺り動かす商品/サービスを紹介するセールスコピーで魅了しよう。それができれば実績もついてくる。」


といったものであったと、当時のメモを見返しながら反芻しています。


この対談は、ダイレクト出版がセールスする、メイクピース氏のライティング教材のプロモーションの一環だったと思いますが、それを割り引いても、私達に役立つ情報が含まれています。


この対談で特に印象に残ったメイクピース氏の発言を以下に取り上げてみます。


「『15分でギターをマスターできる』といった、『ビッグプロミス』の技法が多くのライターに使われすぎて、セールス上の効果が薄れてきている。」


という発言がありました。


私もライティング教材で、ビッグプロミスの効果や重要性を知った一人ですが、

一方で、刺激的かつ人目を引く文章の書き方も、多様されていると読み手が慣れてしまい、インパクトを感じなくなってしまう、そのような点には注意を払うべき、と理解しました。

そして、


「私たちは商品を売っているのではなく、人々の人生に価値を与えることを仕事にしている。それが商品という形で現れる。」


というメイクピース氏の発言は、私達も大切にすべきではないかと思います。


クライアント様の売上や利益に貢献し、私達も潤うことはビジネスとして重要ですが、

同時に、商品やサービスを購入されるお客様、その候補者である見込み客の方々に、提供するコピーでどんな価値を届けられるか、直接に文章を作る私達には問われている、そう考えるべきだと思いました。


さらにメイクピース氏は続けます。


「コピーライターが大切にすべきは正直さ。これは、すごく重要です。


(ライティングの案件は)自分が信じているものだけを受けること。興味を持てないものは受けないこと。

相手の人生に価値を与えられる、そう信じていないと、よいコピーは書けない。

自分が素晴らしいと思うもの(=商品/サービス)だけ、引き受けること。」


報酬に目がくらんで仕事を引き受けるのではなく、読み手に対して価値を届けられる商品やサービスを紹介するコンテンツなのか、確信が持てるもののみ引き受けるよう、アドバイスしています。


これらの発言は、私達コピーライターが常に心掛け、忘れないよう注意すべき価値ある言葉であると思います。


(本投稿は、過去ブログ「あなたのコピーライティングは読み手に「価値」をもたらしていますか」の後半部分を加筆・再構成しました。)


(Primary-f/向実庵 代表)


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「バリューの文字と価値のイメージ」出典:https://www.photo-ac.com
「バリューの文字と価値のイメージ」出典:https://www.photo-ac.com


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